電子書籍の自炊をやってみる・前編

解体した三国志の本
解体した正史三国志1巻

体壊してから、なかなか紙の本を読むのがしんどくなって、大体読む本はkindleで買っているのですが、世の中の本は紙の本しかない物もあり、私がずっと読みたいと思っていた正史三国志は電子書籍が出ていないのです。そういうわけで紙の本を自炊、つまり電子書籍化することにしました。

はっきり言って自炊は面倒に違いないので、電子書籍が出ていたら紙の本より割高だったとしても買っていたと思います。そして電子化するには紙の本を解体する必要があるので、本に対する敬意からくる抵抗感みたいなものもありました。あと自炊をどんどんしていくには、まだ体が治りきっておらず、そんなにガッツリ作業ができないため、道具をある程度揃えても、なかなか踏ん切りがつかないところがありました。

しかし三国志を勉強するからには、やらねばならない、ということでまずは本の解体作業をはじめました。

カバーを外し、表紙と裏表紙をカッターで切断。背表紙はつけっぱなしですが、そのまま作業続行します。大体30ページ、つまり15枚ずつを目安にカッターで見開きの真ん中から、背表紙に向けて切り落としていく。

最初まっすぐ切れないけど、あとで裁断機でページの端を裁断するので、大きく外れていなければ問題はなく、しかもやっていくうちにカッターの使い方に慣れてきて綺麗に切れるようになっていました。

程々に緊張しつつ、30ページ✕15組で本の解体が済みました。そしたら買っておいたカールの裁断機(有名なディスクカッターですね)で背表紙の箇所から1センチ弱くらいの部分を裁断していきます。

カール裁断機を使っている様子
なんだかんだ初めてで余裕がないので、結構乱雑になっています

これは特に難しいことはなく、ちゃんと全部切れるまでカッターを往復させれば大丈夫でした。40枚裁断できると書かれているので、慣れたら時間短縮のため20枚とか25枚でやってみようかと思います。

解体作業の所要時間は30分程度でした。慣れれば一冊15分程度でできるかもしれません。

あとは明日届く中古のスキャナーで上手く読み込めるかどうかです。沢山の書類を読み込むスキャナを買うのも初めてなんですよねえ。

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